黒澤 哲郎(Tetsuo Kurosawa) Dinastia
2009年製、黒澤 哲郎(Tetsuo Kurosawa) Dinastia(中古品)です。
黒澤哲郎氏は、高校卒業後、ギター製作家である父、黒澤澄雄氏に入門、その後、本場スペインに渡り技術を磨き、その経験をもとに楽器を製作、自身の求めるクラシックギターの音色を常に追求されております。近年ではスティール弦ギターとの垣根を超えた職人同士の展示会「Boutique Guitar Lounge」なども行われており、その関りからラティス・ブレイシングや14フレットジョイントの採用など新たな可能性にも挑戦されています。
本機は、最上級モデルであるディナスティアの中古品です。スペイン系の伝統的なスタイルを意識したモデルで、トップは、目の詰まった素晴らしいスプルース、サイドとバックには、最高級材ハカランダが贅沢に使用されております。ハカランダは、杢目も雰囲気があり味わい深いです。またロゼッタ、ブリッジなどの装飾もすごくきれいで華やかです。
ブレイシングは、サウンドホール真下でX状に交差しており、ボディ下部は3本の力木がパラレルに配置されるというようなスタイルになっております。ネックまわりにつきましては、約52ミリのナット幅に、程よい厚みのDシェイプです。フレットは20フレット仕様です。
サウンドは、明るく重厚な響きではありますが、しなやかさも併せ持っていてすごくバランス良く鳴ってくれます。音の奥行きがあり落ち着いた音色ですごく良い音です。
コンディション等につきましては、細かな弾き傷が全体に若干ございますが深刻なダメージはなく年式を考えますときれいな外観を保っております。ネック、フレット、ペグ等演奏性に関わる部分は問題ありません。塗装は、セラックですが、トップのみカシューで塗り直されています。
とてもレベルの高い楽器で、大変おすすめです。
ケースは、掲載のセミハードケースが付属いたします。
表板:松単板
横板・裏板:ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)
指板:黒檀(エボニー)
ナット幅:約52mm
弦長:650mm